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よ!


by snowandwind
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凱旋門賞の真相

ディープインパクトの凱旋門賞3着が取り消され失格となった。JRAから発表された経緯は以下の通り。

「9月13日、ロンシャン競馬場でのスクーリング後にインパクトがせきをした。その後、同行した日本人獣医師に相談し、フランス人獣医師の処方を受けながらイプラトロピウムを購入。9月21~25日にかけ、フランス人獣医師から借りた吸入器を使用しながら症状の悪化を防いだ。イプラトロピウムは通常、24時間で体外に排出されるなどして消失する。25日を最後に使用しておらず、10月1日まで中5日あければ体内に残らないと判断、使用された」
しかし「イプラトロピウムの使用中に、アクシデントがあった。インパクトが暴れ、薬品を送り込むチューブが機器から外れた。その時に薬品が飛び散り、馬房内の敷料、馬房前に置いてあった乾草に付着。これが2度、起きた。イプラトロピウムは揮発性が低く、飛び散った後に消失するまでは長時間を要する。しかし、敷料や乾草は入れ替えなかったため、薬物が付着したままの乾草をインパクトがレース前に摂取し、その後の検査で陽性反応が出たと考えられている。池江泰郎師は、馬が暴れたことをレース後に初めて知ったという」

おそらくこれが真相なのだろう。
なんともお粗末。
日本中を巻き込んでいたことを考えれば当然これらのことについて慎重になるべきで知らなかったではすまされない。
お粗末。

皮肉なことだけど、ディープが勝っていなかったことがお粗末な関係者にとっては唯一の救いとなった。
不愉快だなぁ。
by snowandwind | 2006-11-17 12:31 | 競馬